ほ行の不動産売却用語集

農林水産大臣または、都道府県知事が指定した、水源かん養保安林・土砂流出防備保安林など１７種類の保安林の総称で、伐採や開発に制限を加える森林のこと。この場合の森林とは、木竹の生育に供される土地を指し、現時点で生育しているか否かは問わない。

建築基準法上、耐火構造、準耐火構造に次ぐ防火上有効として定められた構造。

耐火構造、準耐火構造は建物内部で火災が起きた際にも、当該建物自体の倒壊や周囲への延焼を防ぐような構造を指しているが、これに対して、防火構造は、建物の周囲で火災が起きたときに、当該建物が火災に巻き込まれないために必要とされる外壁や軒裏の構造のことである。

建築基準法2条8号では、「建築物の外壁又は軒裏の構造のうち、防火性能（建築物の周囲において発生する通常の火災による延焼を抑制するために当該外壁又は軒裏に必要とされる性能をいう。）に関して政令で定める技術的基準に適合する鉄網モルタル塗、しつくい塗その他の構造で、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるもの又は国土交通大臣の認定を受けたものをいう。」と定義している。

遺贈のうち、遺産の全部又はその何分の1といった一定の割合で示した遺贈のこと。

包括受遺者は、相続人と同一の権利義務を持つものとされ(民法990条)、相続開始とともに、積極的財産のほか、消極的財産(債務)をも承継し、包括遺贈の承認、放棄、遺産分割については相続の規定がそのまま適用される。

洗濯パンのこと。

民法によって決められた相続可能な人のこと。

法定利率へ

法定利息とも。法律によって定められた利率のこと。

契約時に利率の約定がない場合に適用され、民事債権については年５％（民法第４０４条）、商事債権については年６％（商法第５１４条）と定められている。

コンプライアンス（compliance）へ

ホームインスペクションを行う人のこと。主に建築士の資格を持っている者が多い。

毎年1回NPO法人日本ホームインスペクターズ協会が主催する、ホームインスペクター資格試験が行われる。