よ行の不動産売却用語集

地役権を設定する場合に、便益を受ける側の土地のこと。

都市の土地利用計画の一つで、建築基準法によって建築できる建物の種類、容積率、建蔽率、日影等（建築物のの用途規制）が制限される地域。住居系の第一種低層住居専用地域・第二種低層住居専用地域・第一種中高層住居専用地域・第二種中高層住居専用地域・第一種住居地域・第二種住居地域・準住居地域の７つ、商業系の近隣商業地域・商業地域の２つ、工業系の準工業地域・工業地域・工業専用地域の３つ、３種類、計１２の地域に分けられている。

住居系であれば、住宅地に望ましい環境作り、商業系であれば、飲食・販売などの商業活性化のために、工業系では、生産などに適した工場の建設や大型車の乗り入れがしやすい環境を作れるために設定した、都市の土地利用計画の基本的なものである。

建物を建てる際に、土地に造作を行う場合、土砂の崩壊を防止するために、切土、盛土などを行い、側面から支える構造物。コンクリート造・鉄筋コンクリート造・石造（石積み）などがある。

なお、建築基準法88条・施行令138条により、高さが2ｍを超える擁壁を造る場合には、建築確認を受ける必要がある。また、切土で２ｍ、盛土で１ｍ以上の擁壁を造成する場合で、宅地造成等規制法のエリアにある場合は、各都道府県知事による宅地造成の許可を受けなければならない。