れ行の不動産売却用語集

指定流通機構が導入している情報処理システムのこと。不動産業者が売却情報や購入情報、賃貸情報をレインズに登録することによって、物件情報の不動産業者間での共有がオンライン上で図られている。専属専任媒介および専任媒介による物件情報は依頼を受けたのち１週間以内にレインズへの登録が義務付けられている。

レインズへ。宅地建物取引業者（不動産会社）が物件の情報共有するために作られた。

数人の債務者が同一内容の給付について、各自が独立して全部の弁済をするという債務を負担し、そのうちの一人が弁済すれば他の債務者の債務もすべて消滅するという債務関係。債務者相互間では負担部分が定まっており、一人が弁済をすれば他の債務者の負担部分について求償ができる。

保証人が主たる債務者と連帯して債務を負担する保証契約。

容積移転手法の１つで、既存建築物の存する敷地も含め一団地認定することを可能としたもの。

具体的には、複数の敷地により構成される一団の土地の区域内において、既存建築物の存在を前提とした合理的な設計により、建築物を建築する場合において、各建築物の位置及び構造が安全上、防火上、衛生上支障ないと特定行政庁が認めるものについては、複数建築物が同一敷地内にあるものとみなして、容積率制限、日影規制等の建築規制を適用するという制度(建築基準法86条2項、同法施行規則10条の17)。

平成10年の建築基準法改正における柱のひとつである建築規制内容の合理化に対応した施策であり、この制度により、既存建物の未利用容積率を一団地のほかの土地へ移転し活用することが可能となり、合理的な建築ができるようになる。