踊り場

転落などの危険防止や小休止、階段の方向転換のために、階段の途中に設ける平坦な場所のこと。

建築基準法の規定に基づき、階段の幅と奥行き、段の高さの最大・最小寸法が定められている。

不動産登記を、インターネットを利用して申請することを言い、法律上の名称は「電子申請」と言う。

平成１６年の不動産登記法の改正により創設された申請方法であり、表示に関する登記であると権利に関する登記であるとを問わず、オンライン申請が可能になった(不動産登記法18条1号)。

オンライン申請とは、申請情報及び添付情報の全部を、登記所のコンピュータと申請人又は代理人のコンピュータを通信回線で接続して登記所に提供する方法である。改正前とは異なり、必然的に申請人又は代理人が登記所に出頭する必要はなく、また、書面を作成する手間も省くことができる。

従来、不動産登記は、書面主義（書面での申請）が取られていた。権利に関する登記の申請は、当事者または代理人（司法書士）が直接登記所に出頭し手続きがなされていた（出頭主義）。このため申請には時間と労力が強いられており、登記申請者の負担軽減等のためオンラインによる申請が新設された背景がある。

オンライン申請では、法務省オンライン申請システムにユーザー登録をしている者（通常は司法書士）が、インターネットで法務省オンライン申請システムへ接続し、申請情報を送信する。当然、情報漏えい・個人情報保護法の観点からも電子署名・電子認証システムを採用し、なりすましやデータ改ざんを防止するようなセキュリティシステムが組まれている。平成２０年８月より、すべての法務局（本局・支局・出張所）でオンライン申請が可能となった。